Vamos福島
忘れてはならないこと②
世の中には、知らなくても良いことと知らなければならないことがあると思う。

3.11東日本大震災、未曾有の大災害をもたらした、いや、二年が過ぎようとした今でも、日々の生活の中に、何らかの影響をもたらしている、あの忌まわしき災害のことは、決して忘れてはいけないことだし、その時に、自分の知らないところで何が起こっていたのかについては、知っておかなければならないと思っている。


そんなことをしていては、いつまでも過去に縛られ前進することはできない!


確かにそうかも知れない。しかし、今なお、そのことが過去ではなく、時計の針が止まったかのように、「現在」のままでいる人たちが、何千何万といることは事実である。


語弊はあるが、平穏な現在を過ごしている私には、過去を踏まえ、過去を振り返ることにより、今を、そしてこれから=未来を、どのように生きるべきか、どのように生きなければならないのか、そんな示唆を与えてくれる!心の底からそう思っている。





本日、あの震災により引き起こされた津波で、壊滅的な打撃を負った岩手県釜石市を舞台にした映画、『遺体-明日への10日間』を観てきた。


目を覆いたくなるほどのシーンの連続に、震えが止まらなかった。これがあの時の現実!そう思い、スクリーンに食らいついた。


私は、映画の評論家でも、映画の宣伝マンでもなんでもない。


確かに、映画はフィクションの世界かも知れない。けれど、そこに繰り広げられる『あの時』の様子は、これは映画だ!そんな思いを払拭させるほど、2年前の現実をひしひしと私の心に届けてくれた。


涙が止まらなかった。映画館の中は、多数の人たちのすすり泣く声で充満していた。




2年前の現実を知ったからと言って何になるんだ!


今の生活の方が大切だ!


ここは福島県! 岩手県じゃない! 福島県は福島県で原発に苦しんでいるんだ!


いつまでも気にしていたら楽しく暮らせなくなる!


暇人はいいね、感傷に浸れて!






今なお、この地にも、遠き故郷を思いながら、いや、敢えて言わせてもらうなら、もう二度と戻れないであろう故郷に思いを馳せながら、狭い狭い仮設住宅での暮らしを余儀なくされている人たちがたくさんいる。


そんな人たちを尻目に、ぬくぬくと生きることができている自分に今、そしてこれから何かできるのか、私は誰に何と言われようとも、あの時のことは決して風化させたくないし、鈍感になりたくないし、決して忘れ去りたくないし、そして、あの時に思いを馳せて、自分のできることを微力ではあるが体現していきたい!強く強くそう思っている。



きれい事では世の中は生きていけない。十分分かっています。


けれど、きれい事を心に秘め生きることは、十分に価値のあることだと思っています。




あれから2年が過ぎようとしている。


知らない誰かが今なお苦しみの中にいることを、決して決して決して忘れたくはない。





☆映画を観て事務所に戻り、このブログを書き終え、夕方からのサッカー協会の会議までのんびりと・・・・・・そんな折りに急遽決まった栃木県への大会参加。束の間の休日が一変して、メール連絡やら文書作りやら、目が回り過ぎて飛び出してしまうのではないかと思えるほどの嵐のような時間が吹き荒れ四苦八苦!(苦笑 笑ってる余裕など全くなかったのですが・・・・)  該当の4~5年生の方々には、大変急な依頼にも関わらず速やかに対応して頂き誠にありがとうございました。また、それに伴い、6年生の方々にも、試合参加の変更や送迎方法の変更等々大変ご迷惑をお掛けすることになり、大変申し訳なく思っております。2日間、どの子もより良い時間を過ごせるよう尽力したいと思っております。ご協力に感謝申し上げます。
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