Vamos福島
忘れてはならないこと①
今日の午前中は、来年度より『21世紀の未来を担う福島の子供たちの心と体の復興支援活動』を初めて行う幼稚園のお試し活動を行ってきた。(2月下旬にお試し活動を行った幼稚園と同じ町にある別の園からの要望があり・・・)


「お噂は聞いていたのですが、とてもすばらしい活動です。これなら子供たちの体力向上に繋がりますし、何より、子供たちの笑顔最高でした。この活動を通して子供たちが、明るく元気になること間違いなしです!」


讃辞を頂き、また新しい園での活動ができる喜びとそして何より、責任感のようなものがひしひしと湧いてきて・・・・・



「子供たちの体力は確実に落ちています。今年度我が園から入学した学校からも、体力がありませんねと言われてしまいました。」


「今年度は園庭の除染も数回行われ、放射線量も見違えるように下がったので、園庭では遊べるようになりました。ですので、少しは体力も向上するはずです。ただ、園の周囲の場所は除染は行っていないので、震災前まで行っていた園から出ての散歩などは行うことはできません。田圃に行ったり、小川に行ったり、そんな活動をさせてあげられません。それが残念でなりません。子供たちには、すばらしい体験活動を行える環境にある園だったのですが・・・」



その言葉を聞いて、思わず、はっ!とした。



確かに、学校や幼稚園、保育園、公共施設等々の除染は、この2年間頻繁に行われ、放射線量に関しては、子供たちが全くと言って良いほど影響を受けることなく過ごすことができるようになった。確かに、これは事実である。


ただ、子供たちの活動範囲は、何も学校や幼稚園・保育園や公園だけではない。


野山を駆けめぐったり、川で魚釣りをしたり、田んぼのあぜ道を歩いたり・・・・・・そんな場所での楽しくて時にスリリングな時間が、子供たちの成長には絶対に欠かすことはできないものである。


もちろん、昔と比べれば、そんな場所もめっきり少なくなってきている。しかし、それでも、この自然豊かな福島には、子供たちの身近なところに、そんなワクワクする所はまだまだ残っている。


しかし、そんな場所に足を踏み入れることができない子供たち。そんな場所に行くことを許されない子供たち。



子供たちだけがその影響下に・・・・!?


違う。大人も同様である。



春の山菜採り、秋のキノコ採り、鮎や山女釣りetc 四季折々にもたらす自然の恵みをどれほどの大人たちが楽しみにし、その採取活動等々が、どれほど大人たちの心を癒し快活にしてくれていたことか・・・・・


もちろん、私もその大人の一人で・・・・・・


しかし、今は、決して山に立ち入ることもないし、地元の山菜を口にすることもない。





あれからまもなく2年。


一見すると福島の中でも比較的震災の影響、いや、原発の影響が少なく見えるこの地だが、変な言い方だが、脈々とその影響を色濃く残している! 本日訪れた園の先生の言葉を聞いて、そう思わずにはいられなかった。



子供の体力が低下したのは、子供のせい!?


大人の楽しみが減ったのは、大人のせい!?



馬鹿言ってもらったら困る!!!!!





あれから2年。まだまだ克服すべきことがある!  まだまだ鈍感になってはいけないことがある!  そして、何より決して忘れてはいけないことがある!



私はそう思っている。



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