Vamos福島
震災の残したもの
先日、我が家に以下のような通達が郵送されてきました。


『県民健康管理調査に係る甲状腺検査の実施についてのお知らせ』

「福島県では、東日本大震災に係る東京電力第一原子力発電所事故による県内の放射能汚染を踏まえて、将来にわたる健康管理を行い、県民の安全・安心の確保を図ることを目的として、全県民を対象とする福島県「県民健康管理調査」を行っております。
 その県民健康管理調査において、子どもたちの健康管理を行うため、現時点での甲状腺の状況を把握するとともに、生涯にわたる健康を見守り、本人や保護者の方に安心していただくため、甲状腺検査を福島県立医科大学に委託して、平成23年10月より実施しております。
 つきましては、実施要領に基づき甲状腺検査を実施しますので、ご検討のうえ、検査を受けられますようお願いします。  甲状腺検査受診対象者の保護者様   平成24年10月5日 福島県知事  公立大学法人福島県立医科大学理事長」


この通達を受け、先日検査を受けてきた我が子がもらってきたチラシには・・・・・


『甲状腺超音波検査の目的と概要』として・・・・

「東京電力(株)福島第一原発事故に伴う放射線による健康への影響については、現時点での外部及び内部被ばく線量の状況から考えて極めて少ないと思われます。しかしながら、チェルノブイリ原発事故後に唯一明らかになった健康被害としては、放射線ヨウ素の内部被ばくによる小児の甲状腺がんの増加であったことから、甲状腺の長期にわたる健康管理に関しては、県民の皆様の関心の一つとなっています。また、チェルノブイリでは事故後4から5年後に小児甲状腺がんの増加を認めたことから、私どもとしても3年後に甲状腺検査を開始する予定でした。しかし、子どもたちの健康管理を行い、現時点での甲状腺の状態をご理解いただくことが県民の皆様の安心につながるものと考えております。そのために、平成23年10月から、先行検査として、全県民(*)を対象に、甲状腺超音波検査を実施することといたしました。 (*)全県民とは東日本大震災当時0歳から18歳までの全県民のことです。」


更に、そのチラシの中の【甲状腺検査の主なQ&A】の中に・・・・・

『チェルノブイリでは子供の甲状腺がんが多く発症したってよくニュースで聞くけど、福島県は本当に大丈夫なの?』のQ(質問)に対するA(応え)として、

「今回の福島の原発事故は、よくチェルノブイリの原発事故と比較されますが(原子力安全・保安院が国際原子力事象評価尺度として、同じレベル7として評価しました)、放出された放射線量はかなり少ない(およそ7分の1)とされています。甲状腺は体の表面に近いところにありますので、外部被ばくの影響を受けやすいと言われています。しかし、チェルノブイリの原発事故でも甲状腺の外部被ばくによる健康被害は認められなかったことから、福島県でも外部被ばくの影響により甲状腺に健康被害を及ぼすとは考えにくい状況です。さらに、チェルノブイリでは多くの方に内部被ばくによる甲状腺への影響が認められましたが、福島県では、放射性ヨウ素の影響が考えられる食物等の出荷規制や摂取制限が早い段階で実施されたので、内部被ばくによる甲状腺への影響も考えにくいとされています。だから、現時点においては、放射線による甲状腺の健康被害はないと考えられます。」




[現時点においては] [考えにくい] [県民の皆様の安心] [生涯にわたる健康の見守り」etc





首にゼリーをぬられ、探触子という道具を首にあてられ、甲状腺が腫れていないか、甲状腺にしこりができていなか、2~3分で終わり痛みもないとされている検査を、何の罪もない福島県の子供たちは、どんな思いで受診しているのだろうか。


受診を待たされている待合室の中で、何の罪もない福島県の子供たちは、どんな思いを心にいだき順番を待っているのだろうか。





親として、大人として、そして同じ福島県人として、心が痛み、胸が締め付けられ、そして何より、言いようのない憤りに包まれてしかたがない・・・・・・・





これが今の福島の現状です。





明日もまた、福島の子供たちが元気に明るく笑顔いっぱい・・・・になれるよう、サッカーを通して尽力したいと思っています。それが私の、我がクラブの今できる精一杯のことなのですから。
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