Vamos福島
あれから1年半
3.11東日本大震災から今日で1年半


TVから流れるニュースを見ては、新聞の活字を目にしては、「何も変わっていない!」そう思われるシーンの連続に、今こうしている自分が疎ましく思われ・・・・・


しかし、こうして生きていることができる喜びと責任をしっかりと感じ、今日一日自分のできることを精一杯に行おうと努力し・・・・・



午前中に復興支援活動で訪れた保育園では、私たちが子供たちと活動している間、園の施設の放射線量を下げる除染作業がけたたましい音を立てながら行われていて(屋根の除染を行っていて水で流したものをバキュームカーよのようなものでその水を吸い上げていてその大音量と言ったら半端でなく・・・)、異様な中での活動であったが、子供たちはどの子も額に汗し楽しそうに活動しており・・・・・


「これが1年半経った福島の今の現実!」


この現実が、あと何年、いや、何十年続いていくのだろうか・・・・・そう思ったら、ついつい伏し目がちになりそうだったのだが、子供たちはどんな環境にいようとも元気に明るく暮らしており、『福島』に住む大人としては、思いっきりポジティブに生きなければならない!そう思うわけで・・・・、と言うより、1年半過ぎた今でも復興にはほど遠い暮らしを余儀なくされているたくさんの方々のためにも(ここ白河市にもたくさんの仮設住宅がそこかしこにあり・・・)、今自分に与えられた使命をしっかり全うしなければならない!そう改めて思うわけで・・・・





福島県サッカー協会が定期的に発行する冊子【蹴まり徒然】と言うものがあり、今月号の中に、このような項目が記載されていました。


『暖かい支援金』

名古屋グランパスを応援する名古屋市民と称した匿名で、一般財団法人福島県サッカー協会事務所へ一通の現金書留が送られてきた。封筒の中には、名古屋の地に福島県の少年団チームが招待され、試合をしている写真と福島の震災後の現状がつづられた7月22日付の中日新聞〈クローズアップ〉という記事の切り抜き、この新聞記事で福島県の現状を再認識した、子供たちのために使用して下さいと現金と下記の手紙が同封されていた。

「拝啓  先日、同封の記事を読み改めて私自身の認識の無さを思い知らされました。[福島=原発]のニュースといつも思いこんでいたのを恥ずかしく思います。子供たちのサッカー環境の改善に少しでもお役に立てればと思い寄付させていただきます。猛暑の折、御身体に留意され、子供たちが以前の様に毎日グランドで練習できる日が近いことを願っています。  敬具    名古屋グランパスファンの一人より」


福島県の子供たちは、震災から一年五ヶ月が過ぎたが、他の被災県と違い原発事故による目に見えない汚染があり、屋外では、線量が高い場所を避けて、短時間の活動で我慢する生活を強いられています。他県からの招待試合は線量の心配がない場所で伸び伸びとプレーできる機会ととても喜んでおります。送り主の方の寄付の趣旨は、子供たちの活動の場を造って下さいという考えであろうと、少年用ゴールポストが設置されていないグランドへ一括購入して寄贈することといたしました。私ども、県サッカー協会役員一同、期待に応えられるように支援金を有効に使用することをお伝えし、顔の見えない名古屋グランパスファンの一人に心から感謝と御礼を申し上げます。サッカーを通じて「絆」は残っていた、福島に暖かさと明るい光を届けていただきました。ありがとうございました。 ☆中日新聞社へ投稿して、感謝の意を表明したいと思っています。



と言う内容でした。この記事を目にした時、熱いものがずっしりとこみ上げてきました。






あの日から1年半、【福島魂】を胸に秘め、輝かしい未来が待っていることを信じ、21世紀の福島を担う子供たちと共に懸命に生きていこうと思っています。
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