Vamos福島
スポーツ力
「私たちは、16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は、悲しみでいっぱいです。被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間と共にがんばっておられます。人は、仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに、今、できること。それは、この大会を、精一杯、元気を出して戦うことです。がんばろう日本! 生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います!」

これは、今、甲子園球場で行われている、第83回選抜高校野球大会の開会式で、岡山県代表の創志学園高校キャプテンの選手宣誓の言葉です。(余談になりますが、この高校は、なんと創部1年目で中国地方代表として甲子園出場。選手は、全員新2年生。まさに快挙の出場校!)

一言一言気持ちを込めて語った17歳の若者のこの選手宣誓は、これだけで、どれほどの勇気と感動を今の日本に与えたことだろう。チームは、初戦で0対1と惜敗してしまいましたが、球史に残るすばらしいスピーチだったと思います。



「みんなの気持ちがひとつになって生まれたゴール!」

これは、本日、『チカラをひとつに』のスローガンのもと行われた、チャリティーマッチ【日本代表 vs Jリーグ選抜】の試合の中で、Jリーグ選抜唯一の得点を決めた、キングカズこと44歳現役プレーヤー、三浦和良選手の試合後のインタビューで、すばらしいゴールでしたね!とインタビューアーに言われ、語った言葉です。

試合後の速報ニュースでは、このカズ選手のゴールを、『被災地に送る魂のゴール』 『日本に勇気をもたらすゴール』と賞賛されていました。

「ここに来たサポーターの皆さんも含め、サッカー界全体で良い形でチャリティーマッチができた。東北の皆さんに届くことを祈っています。きっと、届いたと思います。」




「あ~、早くサッカーやりて~!!」

試合を見ながら、何人の、いや、何千人、いや、何万人の・・・被災地のサッカー小僧たちが、そう叫び続けたことだろう。

「あ~、早くサッカーやらしてあげて~!!」

試合を見ながら、何人の、いや、何百人、何千人の・・・被災地のサッカー指導者たちが、その嗚咽をもらしたことだろう。


 

生かされているこの命で、今、できること。今日の試合を見て、いてもたってもいられなくなった子供たちに、一日も早くその環境を整えてあげること。自分の力では、どうしようもないこともあるけれど、それでも、できる限りの環境を提供できるように尽力すること。それが今できる最小で最大のことだと思っている。
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