Vamos福島
命がけ
「やれと言われればやるのが我々の仕事」

これは、『最後の砦』と管首相が期待すると述べ、国の幹部が政治決断と称して最前線へ送り込んだ自衛隊の幹部の談話である。

「死を覚悟で仕事に従事する」

これは、今まさに最前線で決死の覚悟で活動している東京電力社員が奥様に語った言葉である。

高濃度の被曝を繰り返しながら、未曾有の大災害を何としてでも食い止めようと、まさに『命がけ』で作業に従事している人たちがいる。

その一方で、その作業を、何の影響も及ぼさない遠く離れた地から、ああでもない、こうでもないと論評する人たちがいる。

また、その一方で、迫り来る恐怖に怯えながら、それでも必死に今日という日を生きている人たちがいる。

また、その一方で、今こうしたことが、日本の中で起こっていること、自分の命を代償にその使命に立ち向かっている人がいること、針のむしろの上に座りながら、いや、座らされながらもそれでも、ここで暮らしている人がいるということ、敢えて言うなら、自分の幸せは、たくさんの人の不幸の上に成り立っているということを、察しない人たちがいる。

同じ日本に生き、同じ日本人の血が通い、同じ日本を郷土にしていると言うのに・・・・・・


とにかく、平穏な日々が訪れることを今はただただ願うしかない。最前線で最後の砦となって命を代償にがんばる方々がいる限りどんなに放射能が降り注ごうともこの地に根を張りエールを送り続けるしかない。全ての災害(自然災害、人的災害全て含めた災害)で何重にも苦しんでいる人たちの分までがんばり続けるしかない。


とにかく、今は、やるしかない!そう思っています。


(今朝ほど、東京都の交流を持つチームの代表から1通のそれはそれは心温まる長い長いメールを頂いた。頭の下がる思いでいっぱいになった。と同時に、たくさんの勇気とエネルギーを頂いた。メールの最後の締めの言葉、『VAMOS福島! VAMOS東北!』ありがたくありがたく頂戴した。この場を借りて御礼申し上げます。そして、いつの日か再会できることを、また交流が持てる日が来ることを信じています。)



 夕方、先日、地震による土砂災害で亡くなった娘の友達の通夜が行われ、新潟から昨今の事情で帰って来たくても帰って来れない娘の代わりに参列してきた。

通夜会場には、溢れんばかりの人人人・・・それもそのはず祭壇の前には、三つの棺が・・・

娘の友達、そのお姉さん、そして、一昨日やはり帰らぬ人となって発見されたお父さんの三つの棺が・・・

その傍らには、先日同様、一人取り残されたお母さんの姿が・・・・

たくさんの人の参列者による焼香の間、これまた先日同様気丈に振る舞っていたお母さんであったが、焼香が全て終わり、棺に蓋をする瞬間、泣き崩れ、それぞれの棺にすがりつき・・・

「お母さん、ひとりぼっちになっちゃったよ。ひとりぼっちに・・・・・どうしてお母さんだけ置いて行っちゃったの・・・・」

言葉が出なかった。本当に絶句だった。その場に立ちすくむことしかできなかった。何もできなかった・・・

「3人で離れないでいるんだよ!!お母さん、がんばるからね!!」静まりかえった部屋には、すすり泣く声しか聞こえなかった・・・・


明日の午後、出棺、火葬が行われる。この場に居合わせたかっただろう娘の代わりに、最後の最後までしっかり立ち会い、旅立ちを見届けてきたいと思っている。




地震災害から1週間、日本全国の被災者の皆様に対し、お見舞い申し上げると共に、心からの哀悼の意を表したいと思います。



夜、クラブのある保護者の方から、1通のメールを頂きました。全員無事であること、子ども達の現在の様子等々、その中に書かれた一文を読み、心の闇がスッと開けたような気がしました。

「今は、日本にとって大変な時ですが、大変とは『大きく変わる』って事ですよね。明るい未来に向かって、がんばりましょうね!」

心の中に、明るい太陽がきらめいたそんな感じがしました。本当にそうだなあ・・・心の底からそう思いました。

そして、こんな一文もありました。

「サッカーに明け暮れていた日々が恋しくてたまりません。再び!思い切りサッカーが出来ることを信じています。」


子ども達に会いたい! 子ども達を外に連れ出してあげたい! 子ども達にサッカーをさせてあげたい!


私だけでなく、日本全国のサッカー指導者の皆さんが、きっと、いや、絶対に同じことを思っている!そう思っています。



『明けぬ夜はない、必ず新しい朝が来る』  VAMOS福島! VAMOS東北! VAMOSみんな!!
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