Vamos福島
グッド・ルーザー good loser
 昨晩の日韓戦。それはそれはしびれた~!!

 まさに、『激闘』『総力戦』とは、あのような試合のことを言うのでしょう。

 それにしても、サッカーって言うスポーツは、本当に面白い!! 改めてそう思った瞬間でした。


 ところで、昨晩の日韓戦で、私は、試合の内容とは別に、試合終了後、ある三つのことが気になったと言うか、耳を目を捉えて離さない!?出来事(言葉)があったのですが・・・


 【一つ目】『思わず大笑いした場面』

 試合を終え、歓喜に湧く日本選手達が、日本の応援団に御礼をしに行ってベンチに戻っている際に、神懸かり的なPK阻止を行った川島選手のもとに、外人コーチ(日本代表のイタリア人コーチ。名前も、どんなことを担当している方かも分かりませんが・・・)が近寄り、肩を組んで、祝福を述べている所へ、これまた日本人のコーチ(スタッフの方かも知れませんが・・・)が近寄っていき、やはり川島選手に抱きついて祝福しようとした瞬間、その日本人コーチの右拳が、既に川島選手を祝福していた外人コーチのあごを完璧に捉えるパンチになってしまった場面。思わず勝利の感動に浸っていたはずなのに、思いっきり大笑いしてしまいました。皆さん、気づいてましたか? 「えっ!?」そんな場面あったの?と思われた方で、ビデオを撮った方は、是非ともその場面を捜してみて下さい。私は、我が家の子ども達に早速その場面を何度も再生して見せて、大爆笑のオンパレードでした。


 【二つ目】『続けることの大切さを教えられた場面』

 試合後のヒーローインタビュー。民報番組(SルジオEちごさんと、Mつきさんが相変わらず絶叫しながら解説していたテレビ局)では、ザッケローニ監督と本田選手のインタビューしか放送せず番組は終了したのですが、BS放送ではその続きをしっかり放送しており、本田選手の次に、細貝選手のインタビューが放映されていました。もちろん、この選手は、岡崎選手が延長前半身を粉にして!?PKを獲得し、そのPKを本田選手が蹴り、キーパーにはじかれ、万事休すと思われた瞬間、どこからともなく現れ、そのボールをゴールに突き刺した選手です。そのシーンを何度も繰り返し見たのですが、細貝選手の、本田選手がPKを蹴る際の位置取りが実に素晴らしく、思わず、今日の練習で、子ども達に解説してしまいました。ビデオを撮った方、またまたその場面をよ~くご覧になって下さい。本田選手に注目するのではなく、その後ろから走り込もうとする細貝選手の動きを・・・。実に素晴らしい動きをしていますので。ところで、その細貝選手のインタビューで、インタビューアーが「予測をしていたのですか?」の問いに、「あのようなことが起きるではないかと、いつも考え、今までもあのような反応を繰り返してきました。それが、今日はまりました。」と言った内容の応えをしたのです。私は、その応えを聞いて、これは本当にすごい!としみじみそう思いました。たまたまあのような行動をとったのではなく、今までもそのような行動をしていた。つまり、あのプレーは偶然に起こったことではなく、今まで何度も継続的に行ってきた努力の賜だと言うことです。まさに努力を怠らなかった(きっと今まで何度もあのような反応をしながらも、その度にPKが決まってしまい、その労苦が報われなかったことでしょう。普通なら、どうせ決まるんだから、ゴール前に全力で詰めても無駄だよなあ・・・なんて思うはずなのに、それでも、それを続けて続けて、そして、昨夜のビューティフルゴールをゲットする。まさに、これは、決してあきらめずがんばりぬいてきた細貝選手へのサッカーの神様からのプレゼントだったのだと、私は本気で信じて止みません。これって、本当に素晴らしい話で、素晴らしいことだと思い、子ども達に思わず力説してしまいました。信じて続けることの大切さを・・・(その他にもこの細貝選手のインタビューの中で、実にすばらしい!と思われる言葉があったのですが、本日は割愛します。BSを最後まで録画した方は、
是非ともこのインタビューをもう一度お聞きになってみて下さい。私は残念ながら民報番組を録画してしまっていたために、再び聞くことはできないのですが・・・(泣)それでも、脳裏にはしっかり焼き付きました。このインタビューの内容は・・・)


 【三つ目】『試合終了後、韓国人選手が日本選手に握手を求める場面でアナウンサーが発した一言』

 試合を終え、歓喜に湧く日本代表選手達。それはもちろん、死闘を制したのだから当たり前。しかも、永遠のライバル!?である韓国を下したのだから・・・。逆に、がっかりうなだれる韓国代表の選手達。PKの1本目を川島選手にファインセーブされた選手などは、ユニフォームを頭から被り号泣の嵐嵐嵐・・・それもそのはず。永遠のライバル!?に苦汁を嘗めさせられたのだから・・・しかも、自分のミスで・・・スポーツの世界の非情さ、天国と地獄等々まざまざと垣間見た光景であった。一歩間違えば、日本の選手と韓国の選手の立場が違っていてもおかしくないのだから、本当に勝負の世界は恐いものである。(そんな世界に身を投じていながらも、なぜだか非常に客観的な発言だったような・・・<苦笑>) ところで、私が思わずぐっときた場面があった。それは、韓国の選手達が、日本の選手達に握手を求めている場面であった。TVでは、ちらっとしかそのシーンは映らなかったが、永遠のライバル!?因縁の相手!?歴史的遺恨の相手!?同士の試合の後に、あのような光景が今まであっただろうかとほんの少ししか映らない場面であったが、私は思わず食い入るようにテレビにかじりついてしまった。そして、何でその光景をたくさん映さないんだろうか・・・と思わず憤慨してしまった。その時である。アナウンサーが、「ただ今、韓国の選手が、日本の選手達に歩み寄り握手をし祝福ています。すばらしいことです。まさに、グッド・ルーザーです。」と言ったような内容の言葉を発したのです。私は、思わず、「グッド・ルーザーって何!?」と思ってしまいました。雰囲気で何となくその言葉のニュアンスを感じることはできたのですが、正式な意味を知りたいと、思わず試合後に調べて見ました。すると、これはスポーツ界の用語らしく、その意味はと言うと・・・


 グッド・ルーザー good loser


・負けをきちんと認め、決して人のせいにしない
・勝った人を褒め称え、ちゃんと評価(強いと認める)出来ること
・負けた原因を分析して、何が勝利に足りなかったかを見つけ出す
・練習で、しっかりと勝つことに足りないことを克服するよう努力すること

この4つのことができる人が グッド・ルーザー good loser なのです。


 と言う意味だと言うことが分かりました。その意味を知って思ったのは、「さすが、サッカー(スポーツ)実況をするアナウンサーは、何でも知っているんだなあ。」と言うことでした。(そんなこと、知らなかったの!?と言われるかも知れませんが、全く今まで知りませんでした。でも、その言葉に含まれる意味は、素晴らしいものであると知ることができました。)


 と言う具合に、私はこの三つのことが昨晩の日韓戦で気になったというか、ものすご~く印象的なことでした。

 

 試合の内容と共に、昨晩は、本当にいろいろなことを学んだ日韓戦でした。(上記の三つ、俺も気にしてたんだよね~!と言う方は、私と本当波長が合うようです。今度、一緒にサッカー談義でもしましょう!!そして、あの右拳のシーンを何度も再生し大笑いして転げ回りましょう!!<大笑>) 


それにしても、ザッケローニ監督は、実にすばらしい。試合後、喜びを爆発させる選手とは裏腹に、韓国の監督のもとにすぐさま歩み寄りお互いの健闘を讃えるその行動ぶり、PKで負ける気持ちを痛いぐらい理解しているからこそできる行動。まさに敬服するばかりである。そして、インタビューアーに、この試合ばかりではないのだが、必ず、握手をする行動ぶり、どんな人間に対しても敬意を払うことができるその人間性にまたまた敬服するばかりである。まさに、紳士たる監督である。
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