Vamos福島
楽しみにしていた静岡遠征
「楽しみにしていた静岡遠征」この言葉を発したのは、5年生のキャプテンT君。

 今朝の出発時に、たくさんの見送りに来てくれた保護者の方々に選手を代表して挨拶をした時に語った言葉。

 傍らで聞いていて、「そうか、この日が来るのを楽しみにしていたのか~!」 なんだかとっても嬉しくなってしまいました。


 只今、22時少し前。子供達の部屋を一つ一つのぞいて見ると、どの部屋からも、スースーと言う寝息が・・・


 ミーティングで一人一人、この遠征での決意表明をし、そのことを達成するためには、『体を十分に休めることが大切!』と確認しあった成果か・・・・・ と言うか、それがなくても、今日は、さすがに疲れたはずで・・・


 朝7時出発。途中、高速道路で2箇所の事故が発生し、大渋滞。更に、都内特有の自然渋滞。過去3年間、遅くても6時間以内では移動できていたのだが、今年は、なんと7時間を越える移動時間に。到着後、静岡市内の学校で練習試合を行う予定であったのだが、午前中に大雨が降ったようで、グランドが使えないということで中止に。そのため、急遽、明日からの会場になっている人工芝のグランドに行き、無許可で!?練習。(無許可でと言うことは全くなく、管理者にしっかり連絡しましたのでご安心を! と言っても、なるべくなら使ってほしくないと言われたのですが、そこはいつもの強引さで・・・・(笑))雨上がりの蒸し暑さの中、移動してきたばかりにも関わらず、ほとんど休憩することなく、1時間30分近くの練習。

 遠征1日目から、過酷さ!?を思う存分体感したに違いありません。

 スースーとした寝息を聞きながら、「みんな、がんばれよ!」思わずつぶやいてしまいました・・・・・


 ところで、今日は、初日からハプニング!?が・・・ と言っても悪い意味のハプニングでなく・・・


 東北自動車道の埼玉県の蓮田SAでのこと。

『静岡方面』と書いた画用紙!?を持って、指を立てている若者が・・・ そうです、ヒッチハイクを行っている若者と遭遇したのです。

 休憩をした際、子供達はその若者の存在に気づかなかったのですが、私は、一目見てヒッチハイクをしているんだと・・・(もちろん大人なら誰でも気づいたと思いますが・・)

 「静岡方面か~・・・これから行くところだから、どうしようか・・・」と声を掛けようかどうしようかと一瞬戸惑ったのですが、実は、学生時代、バイクの一人旅で日本1周をした時に(大学3年生の時の夏と冬の2回に分けて1周したのですが・・・)たくさんの見ず知らずの人たちにお世話になった経験があり、その時の記憶が蘇ってきて・・・ 「これから静岡に行くんですが、一緒に乗っていきますか!」と声を掛けると、「いいんですか!」と目をキラキラ輝かせて返答が・・・ 「でも、少年サッカーチームの遠征でこれからバスで行くので、乗用車ではなくてバスなんですよ・・・しかも、子供達、超うるさいですよ!」と伝えると、「あのホワイトリバーのバスですね。どこまで試合に行くんだろうってさっきから見てました!僕、子供好きですから大丈夫です!!」   と言うことで、バスに同乗させることに・・・


 しかし、子供達には断っていなかったので、その若者が来る前にバスに戻り、子供達に事情を話すと・・・どんな反応をするのかと多少の不安を抱いたのだが・・・ 「もちろん、いいよ!」「すご~い!」etc そんな感じで、その若者は子供達にすぐに受け入れられ・・・・

 4時間近く、それはそれは、見ず知らずの関係だとは思えないほど、子供達とその若者(佐々木君27歳)は打ち溶け合って・・・ (どこまで行くのかと聞くと、鹿児島の屋久島<屋久島の杉の木で有名なところ>に行くとのこと。そこまでヒッチハイクをして・・・ その理由が、昨年皆既日食を屋久島に見に行った際に、現地の人に傘を借りて、それを返しに行くとのこと。その理由を聞いて???????? 会社員で、お盆の休みを利用して、ここ数年ヒッチハイクをして旅をしているとのこと。なんだか、とっても羨ましいなあと思ってしまいました。そして、学生時代の自分を重ね合わせて見ているように気分になってしまいました。)

 佐々木君は、ヒッチハイクの時にはいつも携帯しているというギターをバスの中で弾いてくれて、子供達は、そのギターにあわせて、歌の連発で・・・・・ その光景をバックミラー越しに見ていて、なんだかとっても嬉しい気分になると共に、なんだか知らないけど胸が熱くなってきて・・・・・

 この若者にとっても、そして、この子達にとっても、たった4時間だったかも知れないけど、貴重な貴重な時間を共有できたんじゃないのかなあ・・・・しみじみとそう思いました。

 静岡県内のサービスエリアで別れたとき、「僕もがんばってヒッチハイクして鹿児島まで行くから、みんなも明日からの試合がんばれよ!」と佐々木君に言われた時に、子供達が元気いっぱいに、「はい!」と言った返事は、私の心に本当に染み渡りました。

 
 夕食の時、K君が、「佐々木さん、今頃どこまで行ったかなあ・・・」と言うと、周りの子供達も、「今頃、ご飯たいて食べてるんじゃないかな・・・」etc


 静岡遠征の初日から、子供達にとって、忘れ得ない貴重な人との出会いができたこと、良かったなあ・・・と今しみじみ思っています。


 以上、第1日目の報告ブログでした。

(おやすみなさい!と言いたいところですが、これから部屋に戻って、子供達が一生懸命に書いたサッカーノートにコメントを書く作業が・・・。それが終了したら、本日の任務!?完了。それにしても、子供達の、この遠征にかける思いをミーティングで一人一人が語っている時の表情は、なんとも言えず、ものすごいたくましさを感じたなあ・・・ この子達の思いを、絶対に達成させてあげたい! いや、絶対に達成させてあげねば!! 改めてそう思った時間でした・それでは、第二の仕事に取り掛かります。このブログは、宿舎1階のロビーの前に置かれているパソコンから書き込みをしました。書いている間、フロントにいる職員の方から、何度も話しかけられ、何を書いていたのか途中何度も分からなくなってしまい・・・これがあと5日間続くのかと思うと・・・(苦笑)「20人のお子さんを一人で見られているなんて、すごいですね。たいがい、2~3人はいますもんね。それにしても、お子さん達も偉いですね。さっき、3階(子供達の宿泊している部屋のある階)を見回ってきたら、もの音ひとつしてませんでしたからね、教育が行き届いてますね!」とのこと。最後の日まで、このお褒めの言葉が聞かれるかどうか・・・)
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