Vamos福島
南アフリカワールドカップ閉幕
 いや~眠い、本当に眠い。しかし、4年に一度の祭典の締め!?をライブで観戦しないわけにはいかず・・・

 ラストマッチにふさわしいすばらしい内容のゲームであったと個人的には大満足。内容がどうのこうのというより、『優勝』するための、『勝利のメンタリティ』(私の大好きな解説の山本氏が決勝戦で何度も力説した言葉)とやらを、十二分に感じさせてもらったことが、何よりの財産になったような気がした。

 もちろん、プレーのひとつひとつも心に刻み込まれ・・・ オランダのロッペンとスペインGKカシージャスとの1vs1の攻防。カシージャスの魔法の右足・・・ 誰がどうみてもスペインの壁に当たり、オランダのコーナーキックだったはずなのにゴールキックと誤審(今回のワールドカップの流行語大賞!?)され、すぐその後に放たれたスペインの決勝ゴール・・・ 延長後半開始早々にに飛び出した珍プレー。オランダDFが後ろを向きながら走っていて、その後頭部にボールがあたり、キーパーへのナイスバックパス。その時の解説の早野氏の一言、「こんなこともできるんですね!」と併せて、今回のワールドカップ一番の珍プレーに、緊張感あふれる試合にも関わらず一人で早朝から大大大爆笑・・・(見逃した方は、どうかVTRを再度チェックする価値、大いにあり!です。)

 しかし、そんな迷シーン、いや、名シーン満載だった決勝戦の中でも、やはりナンバー1のシーンは、スペインのイニエスタ選手が、延長後半11分に上げた豪快なシュート・・・はもちろん良かったのですが、そのシーンではなく、その後に、イエローカード覚悟でユニフォームを脱いだシーン。「最高の場面での最高のシュートだけど、警告だって分かっていて、なんでユニフォームを脱ぐ必要があるの?」あの瞬間、そう思ったのは私だけだったでしょうか・・・ しかし、しかし、その後のインターネットニュースを読んで、そのシーンの奥深さを知り、心の底から、ただただ感動!!!!!!!!!でした。そのニュースとは・・・


『亡き友に捧げた決勝ゴールとイエローカード イニエスタ』


「互いに何度もゴールを襲い合う死闘だった。延長後半11分、セスクのパスを受けたイニエスタは右足を振り向いた。シュートは遠かったオランダのゴールに突き刺さり、イニエスタはそのままスタンドに駆け出しながらジャージーを脱いだ。規定から、イエローカードは覚悟のうえだった。アンダーシャツには「ダニ・ハルケ いつも一緒だ」と書かれていた。警告を受けても、どうしてもこれを見せたかったのだ。彼に。

 ダニエル・ハルケはバルセロナ出身。エスパニョールの主将や、21歳以下のスペイン代表としても活躍した。だが、昨年8月、遠征先のイタリア・フィレンツェのホテルで急死した。急性の心臓疾患、26歳の若さだった。同じバルセロナを本拠地にするエスパニョールの中心選手として、イニエスタやシャビ、プジョルには、おなじみの仲間だった。

 決勝ゴールとなる延長後半の得点を決めると、イニエスタは躊躇なくジャージを脱いだ。主審は当然のように、笛を吹き、イエローカードをかざした。イニエスタには覚悟の警告だったのだろう。カードが飛び交った激しい決勝戦で、イニエスタは1枚も警告を受けていなかった。これが2枚目で退場となったなら、イニエスタもジャージーを脱ぐことはなかったろう。

 いや、激しいゲームの中で、このアンダーシャツをみせるために、彼はファールを自重していたのかもしれない。それぐらい、冷静なプレーと、熱いハートを平気で共存させることができる選手だ。

 シャビとともに、所属のバルセロナでもスペイン代表でもパスサッカーの中核をなし、時にドリブルで、時に意表をついたミドルシュートで常に相手を脅かしてきた存在。スペインが熱望していたW杯を手にするとともに、友へのメッセージも送ることができた。イニエスタには、思い通りの決勝を戦って「マン・オブ・ザ・マッチ」に輝いたことになる。」


 

 本日夕方に行われたホワイトリバーFCルーキー及びチャレンジクラスのスクール。ここ最近の夕方以降の天候の急激な変化を見越し、予め、本日のスクールは体育館に。予想が的中し、夕方から、計ったような大豪雨。長続きはしないのだが、本当に、ゲリラ豪雨の名にふさわしい!?急激な豪雨であった。1時間ほど降りしきり、その後は、何事もなかったかのようにピタッと止まった雨。


 蒸し暑い体育館の玄関を開けながらスクールを行っていると、その玄関越しに、それはそれはどでかい虹が・・

 汗をびっしょりかきながらドリブル練習をしている子ども達に(この時間は、チャレンジクラスの3~4年生の子ども達のスクール時間になっていて・・・)、「虹が出てるぞ!見てごらん!」としばし手を休め、いや、足を休め、全員玄関の方へ。すると、全員が、「すげ~!!」と大絶叫。その後、すぐにまたまた汗をびっしょりかきながらドリブル練習へ・・・ そんな子ども達の姿を見ていて、「この子達の中からも、このクラブの子ども達の中からも、日の丸をつけてあんなすばらしい大会に出る選手が現れてくれたらなあ~ そうは言っても、俺はすんごいことを教えられるわけでもないし、すんごいプレーを見せられるわけでもない。でも、サッカーって楽しい、チームスポーツってすばらしい、夢を持つことの大切さ、夢を叶えるための努力の大切さ、やればできることの大切さ、信じて追い続ければ夢は叶うかもしれないということ、がんばることの大切さ、くじけそうになっても前を見続けることの大切さ・・・そんなことを言葉で、態度で・・・子ども達に伝えることができると思っている。技術向上にはつながらないかも知れないが、やる気スイッチを押してあげることが、俺にできる最大のこと。それが遠回りでも全ての向上につながると思うから・・・」な~んてことを考えていた。


 サッカーって全てをひっくるめて、本当にすばらしいスポーツである!!! 4年に1度しか訪れないワールドカップの祭典が、それを改めて教えてくれた気がするし、イニエスタ選手のあの姿が、またひとつ、いやふたつ、いやみっつ・・・私をサッカーのとりこにしてくれた気がする。


 ありがとう南アフリカワールドカップ! ありがとうサッカー! ありがとうイニエスタ! ありがとう32ヶ国の勇者達! ありがとうこの1ヶ月! 4年後のブラジルワールドカップを今から楽しみにしています!!!
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