Vamos福島
FCT杯県南地区制覇!
 昨日・一昨日と第28回FCT・JA共済カップ福島県少年サッカー選手権大会県南地区予選決勝トーナメントが行われました。結果は、見事 『優勝』。詳細と大会期間中の様子は、優コーチのブログに2日間にわたって記載されていますので、そちらをご覧になって下さい。(我が娘ながら、高校生でもこんな視点で物事を深く洞察することができるんだなあと毎回のことながら感心させられしまいます。今回も、なるほど・・・と唸ってしまう内容でした。是非ともご覧になって見て下さい。)

 結果は、県南地区優勝。この言葉だけを見ると、多くの人は、「なんだよ、たかだか地区優勝ごときだろう!」そう思われるかも知れません。しかし、この栄冠を勝ち取ることが、いかに大変なことだったか・・・ 今年の県南地区は、【群雄割拠】、この表現がまさにぴったり当てはまる地区になっているのです。その証拠に、6月に行われた全日本少年サッカー大会福島県大会では、決勝トーナメントベスト16進出チーム中、7チームが県南地区のチーム。その内、ベスト4チームが3チーム。そして何と言っても、今年の福島県代表チームは、記憶に新しい、我がチームを撃破した富田東SSS、もちろん県南地区のチーム。こう見るだけでも、今年の県南地区を勝ち上がることが、今大会でベスト4に入り福島県大会出場権を勝ち取ることが、いかに過酷なことか、「たかだか地区優勝」と思われた方も、少しは納得してくれるのではないでしょうか。(それでも・・・そう思われる方は、きっとこのブログなど読んでないでしょうね(笑))

 そんな中での県南地区制覇。子ども達が毎試合、自分たちで声を掛け合い、どんな状況に追い込まれても、慌てず・さわがず・じっくりと試合に臨む姿を見るに付け、ものすごく感心すると共に、その成長ぶりを、心から嬉しくてたまらない気持ちになりました。ある保護者の方から、「監督は、怒鳴っていないと監督らしくない。もっと自分らしく・・・」と激励!?のメールを頂いたり、声を掛けて頂いたのですが、今回、私が、クーラーボックスの上に、お釈迦様!?のような姿勢でい続けたのは、決して誰かの真似をしていたわけでもなんでもなく、前述したように、子ども達は私などのへっぽこ指導者が声など掛けなくても、自ら状況を判断し、今何が大切か、ここは何をすべきか、この状況をどうしたら打破できるか等々をたくさんの経験から導き出し、自分たちで修正し、立て直しができるぐらい成長していたので、それを私は、ただただうっとりして眺めていただけなのです。ですので、決して、誰かのまねをして・・・ではないということを、この場を借りてお伝えしたいと思います。ついでにお伝えするなら、私は、決して馬鹿のひとつ覚えみたいに怒鳴りちらしてしているのが、いかにも代名詞のごとく捉えられていますが、それは大きな間違いで、私の言葉は、花畑に咲く花たちに、栄養たっぷりのお水をあげているようなもので、まるでお花屋さんのような可憐な人だということを併せてお伝えしておきます。(大笑)


 話は戻りますが、今回の組合せが、8月11日に決まってから約1ヶ月、ずっとず~~~っと、喉に魚の骨が、それもとってもとっても太い骨が突き刺さって、どうしても取れずにもがき苦しんだそんな状態になっていました。
 「お互いに順調に行けば、県大会をかけたベスト8で対戦することになるな。」
 抽選会後、郡山市内の某レストランで、Vamosフットサルクラブ監督山崎氏と交わした言葉。改めて紹介するまでのことでもないですが、山崎氏は、FC Regateの代表監督。そのRegateとホワイトリバーが、県大会をかけてしのぎを削る戦いをすることになる。想像するだけで、と言うより、想像もしたくないことでした。「何甘いこと言ってるの?自分たち以外は、みんな、戦う相手じゃないか。思いっきり戦うのが当たり前だろう!」そう思うのが、一般的。しかし、勝者が県大会出場、敗者は、地区予選敗退、「そんな戦いを俺は山崎登とするのは絶対嫌だ!!!」甘いと言われようが、勝負の世界に私的な感情を持ち込むなと言われようが、なんと言われようが、本当にこの一戦だけは回避したかった。それが本音であった。こんなことを言うべきではないのは重々承知はしながら敢えて口にするなら、「予選リーグをお互いに1位で突破すると、自動的にベスト8であたる。2位になれば別ブロックに分かれるので、順調に行けば、決勝まであたることはない。その時点では、お互いに県大会出場も決まっているので、せいせいと戦うことができる。2位になれば・・・・」邪念と思われようが、それほどしてでも県大会を決める戦いだけはしたくない・・・・・・・・・ 今だから言えることですが、静岡の草サッカー大会に参加している間も、毎日そのことが頭をちらつき、「いや、今は、この草サッカーだけに集中しよう。考えるのは、これが終わってから・・・」そう言い聞かせる毎日でした。ですので、大会が終わって福島に車を走らせ帰路についている間から、頭の中は、今大会のことでいっぱいでした。「ベスト8でRegateと対決するなんて、予選も行っていない段階から、よくも断言できるな。Regate以外の県南地区の他のチームを軽視しているんじゃないのか!」そう思われる方がいるかも知れませんが、決してそんなことはあるわけもなく、前述したように、何と言っても今年の県南地区を勝ち上がるのは、それはそれは本当に過酷そのものなのですから。しかし、こんなことを書くと、勘違いされてしまうかも知れませんが、敢えて言わせて頂くと、「ホワイトリバーとRegateの子ども達そして指導者のサッカーに取り組む姿勢は、半端なものではない!お互いに培ってきた、経験してきた等々のものを発揮すれば、ベスト8までは、決して負ける訳がない。だから、順調に進めば、必ずベスト8で県大会をかけた戦いをする。でも予選2位になれば・・・・」 

 8月下旬に行われた予選リーグ戦。子ども達の姿を見ていて、腹を決めました。予選1日目終了の夜に、山崎監督に電話。

 「予選1位突破するよ。9月12日、来るべき時が必ず来る。とにかく、お互い覚悟を決めてがんばろう!!!」

「これって密約!?」「子どものサッカーをなんだと思ってるんだ!!」たくさんのお叱りの声が聞こえてきそうですが、建前では計り知れない複雑なこの心の中を想像できる人は、決していないと思います。「百歩譲っても理解できない!」それでも良いんです。理解してもらおうなんて、全く思いません。
でも、本当に、その日が来なければいい・・・そう思っていました。


 9月11日、金曜日、私の唯一の休日。翌日に大一番を控え、冷静でいられない自分がいました。そのため、私のとった行動は・・・・  「気分を一新しよう!」そう思い、午前中は、バスの掃除他をし、終了後、行く当てもなく車を走らせました。行き着いた場所は、那須連邦茶臼岳。最初から、そこに向かおうと思ったわけではないのですが、どういうわけかその場所に・・・。天気は最高。山からの眺めは、それはそれは最高でした。時折心地よい風が肌を包みこんでくれて、それはそれは爽快感でいっぱいになりました。不安で押しつぶされそうな自分が、嘘のような気持ちでいっぱいになりました。車を降り、1時間近く腰を下ろし、瞑想状態に陥りました。様々なことが頭を駆け巡り、その度に、爽やかな風が、不安に満ちあふれた私の心を洗い流してくれるような気がしました。そして、ある決断をそこでしました。

 「子ども達を信じ、自分を信じ、全てを出し尽くし、ぶち当たっていこう!!!」

 「たかが子どものサッカーの試合じゃないの・・・」そうですよね。たかが子どもの・・・・でも、私にとっては、「されど子どものサッカー!」なのです。理解不能ですよね。それはそうですよ。みなさんには、それ以外にも、自分の居場所があるのですから。本業が・・・でも、私にとっては、そこが人生の全てなのです。それを、自分の本業として選択した人間の全てなのです。山なんかにいって、独り佇んで物思いにふける、しかも、考えている内容が、試合のこと、子どものこと・・・・・山崎登のこと・・・・誰もが理解などできない行動でも、私にとっては、ものすごく意味のあることだったのです。


 試合終了。組合せが決まってから1ヶ月間、つかえていた骨がすっととれた感覚、試合に勝った喜びと同時に、腹の底からわき上がってくる複雑至極な感情、『良き友は、良きライバル』そんな名言では片付けられない心の痛さ・・・・久しぶりに、本当に久しぶりに、声をあげて泣きました。抱き合った山崎登の肌のぬくもりを、俺は一生忘れません。鈴木コーチの悔し涙を何度も何度も拭うシーンを、俺は決して忘れません。野口コーチの、水野谷コーチのあのなんとも言えない表情を、俺はずっとずっと忘れません。Regateの子ども達のがんばってがんばりぬいたこの夏の雄志に、俺は、心からの拍手を送りたいと思います。そして、そのがんばりを支え続けている保護者の方々の熱き思いを、俺は、しっかり心の奥底に刻みこみたいと思います。
 「ありがとう!そして、これからも、どうぞよろしくお願いします!!!」心から素直な気持ちでこの言葉を贈りたいと思います。


 最後になります。ブログを書き込んで、2時間30分が経過。果たして、このブログを完読する人がいたのでしょうか・・・・・

 「ホワイトリバーの子ども達・スタッフ・保護者の方々にこの人生の中で出逢えたこと、私は、心の底から誇りに思います。そして、自分のたった一度の人生の大きな大きな生きた証にしたいと思います。こんな拙い指導者、未熟極まりない人間ですが、これからも自分のできることに精一杯尽力し、精一杯がんばっていきたいと思います。一期一会、あなた方に出逢えたこと、本当に本当に本当に私の宝物です。これからも、どうぞよろしくお願い致します!!!」





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