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Vamos福島
思いを口にすることの大切さ
いよいよ今日から3月。平成21年度の最後の月となった。『終わりよければ全て良し』ではないが、クラブに関わっている全ての子供達が、サッカーを通じて、少しでも成長し、新たな学年へのステップアップになるよう、全力でサポートしていこうと思っている。


そんな3月のスタート日。娘の高校の卒業式に参加してきた。感想を一言で言うならば、「超感動!」であった。

自分の高校の卒業式・・・遙か昔のことで、ほとんどと言うか、全く覚えていないが、本日、式に参加し「高校の卒業式ってすばらしいなあ」とただただ感動に浸ってしまった。(自分が覚えているのは、中学校の卒業式。当時の担任の先生は、とても若く、血気盛んで!?手は飛ぶ足は飛ぶ教科書は飛ぶ・・・それはそれは身の毛もよだつほど!?非常に恐~い先生であった。しかし、情熱の固まりのような先生で、生徒からは非常に親しまれていた。そんな先生が、卒業式終了後、教室に戻り、みんなの卒業を祝って歌を歌います!と言って、突然教壇に上り、「ギンギンぎらぎら夕日が沈む・・・♪♪」と歌い出した。それも、泣きながら・・・そんな姿を見ながら、皆、あっけにとられた表情を浮かべて、ぽか~としていたことを今でも鮮明に覚えている。もちろん私も・・・しかし、なぜだかその滑稽な姿と歌に感動し、ボロボロ涙を流してしまった。今考えると、あれはいったい何だったのだろうか・・・と思うのだが、卒業式と言うと、後にも先にもあの卒業式の日のあの場面が、いつまでも心に刻まれている。)

 
卒業式=厳粛なもの まさに本日の式はそのものだった。その中で繰り広げられる、式辞や式歌の数々。その中で、同窓会長さん(相当なおばあさん!?)のお話は、心にドキューンといった感じだった。(上手く表現できませんが、そんな感じでした。)通常なら、紙を広げながら決まりきった!?言葉を並べるのが式辞であるような気がするのだが、その会長さんはノー原稿。全く何も見ず、流れる湯水のごとく、お話をしていた。それだけでも『圧巻』であったが、その話の内容が・・・聞いていて、涙が止まらなかった。「歴史を忘れる民族は、必ず滅びる」。これだけを聞いてももちろんピンと来ないとは思うが、この話にたどり着くまでの内容が、体育館の中にいた全ての人の心に響いたことは間違いなし!そう思った。本当に涙が止まらなかった。

「あのお婆さん(こんな言い方は大変失礼なような気がするが・・)と、じっくりいろいろな話をしてみたいなあ。」しみじみそう思った。何とかしてそのつてを今後探っていこうと本気で思っている。

涙を流しながら、贈る言葉を語った卒業生代表の言葉。会場内に響き渡る厳かな歌声。涙で顔をくしゃくしゃにしながら退場していく子供達(我が娘も同様)そして先生達・・・


保護者の方は教室へ、と言われて娘の教室へ。「小学生や中学生でもあるまいし、高校生まで教室に行くことなんか・・・」と正直渋々行ったのだが、その教室で展開されるノンフィクションのドラマ!?にまたまた大感動であった。人数が多いためか、それとも高校だからかその真意は定かでないが、卒業証書授与式では、全員の呼名がされた後に、代表で1名が卒業証書を受け取り、他の子供達は、各教室で一人一人手渡された。

 その一人一人の授与式の中で、卒業証書を受け取った者が、教壇の前で友達や先生や保護者に一言ずつ思いを口にすることを行った。(このやり方は、全クラス共通ではなく、そのクラスの先生が考えたことだったようだ。)   


「このクラスになって良かった!」「お父さんお母さんには今まで本当にお世話になりました!」「苦しかった時、相談にのってくれたありがとう!」「○○先生(担任の先生)がいなかったら、私は、今日の日を迎えることができなかったと思います!」「1年の時、学校を辞めようと思っていたけど、2年生からこのクラスになって2年間過ごせて本当に良かった。辞めなくて本当に良かった!」「親にはあんまり迷惑はかけてないけど、クラスのみんなにはすごく迷惑をかけました。でも、誰も見放さないでくれました。心からありがとう!って言いたいです。」「夢に向かってがんばります。絶対、なでしこジャパンに入ります!」(娘談)「このクラスで過ごせた2年間、毎日毎日が楽しかった。学校に来るのが本当に楽しかった。みんなのこと、絶対忘れません!」「普段、面と向かって言えないけど、両親には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。18年間ありがとうございました!」等々
 

 図体のでかい、ちょっぴり大人ぶって生意気そうな高校生が、男の子も女の子も、素直に(私には、確実にそう見えました。)心に思っていることを、時折、涙にむせびながら口にする姿を見ていて、またまた涙が止まりませんでした。

 そんな様子を見ていて、保育園の卒園式の時に、娘が、証書を手にした後、「ケーキ屋さんになりたいです!」と言った約12年前の姿を思い出しました。

 卒園式ではないが、高校生が自分の思いを素直に口にする言葉って、成長した分、ものすごくすばらしいことだなあってその光景を見ていてしみじみと思いました。


 帰り道、本当は、ものすごく寒い気候だったのに、なんだか心も体もポッカポッカな気分になった、そんな娘の卒業式出席でした。

「娘はもとより、本日晴れの門出を迎えた全ての子供達の未来に、幸あれ!!!」


 


 思いを口にすること、メールや電話じゃなくて、面と向かって口にすることの大切さを、これからも忘れないで生きていこうっと!!!